引きこもり長期化・「はまなす」調査研究報告

更新日付 2008.08.20

全国引きこもりKHJ親の会家族会連合会北海道「はまなす」が2007年に行った調査研究報告の概要の一部が、20日北海道新聞札幌圏域版に報道された。北海道支部の会員を対象に行った今回の調査では、引きこもり者の平均年齢は29.52歳、引きこもり期間の平均は8.16年。引きこもりの原因では「人間関係」が全体の43%を占め、次いで「進学就職での失敗」16%となった。調査研究実施者の田中敦事務局長は「居場所の必要性」を全国調査同様のニーズが指摘されたとして述べた。また本会調査ではそれと同様に「軽作業の提供」が期待するサービスとして多く挙げられていた。引きこもり者の社会参加の手立てが必要である。いずれにしても、こうした引きこもり者本人と家族へのサービスは絶対的に不足しており、今後とも支援のあり方について検討、提言していきたいと考えている。

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